Chasing Rainbows by Ulrich Schnauss & Jonas Munk / 今の私が爆音で聴いてしまう曲

今日は恐らく2か月ぶりくらいで自分の部屋をきちんと掃除しました。すっきり。てへへ。
毎週火曜日に納品する映像翻訳の納品マラソン(何となくこう呼んでます)をやっと終えました。来月の半ばまであと何本か続くのですが、時間的には少し余裕をいただくようにお願いしました。いやはや、どうにも体がもたなくなってしまいそうで。。。

と言いつつ、実務翻訳の小さい案件がちょこちょこ来ますし、映像の新しいお取引先からも1本お仕事をいただく予定なので、さほど状況は変わらないような気もします。が、今はどうにもこのペースを止めることができない自分がおります。自分でやりたいと思っているので仕方ありませんな。

なもんで、最近の私のテーマ曲はこの「Chasing Rainbows」なのです。今はちょっと高いところに目標を掲げ、追いかけていきたいというところでしょうか。

実務翻訳の作業中はインストものを音量小さく流すことが多いのですが、このウルリッヒ・シュナウスとヨナス・ムンクもよく聴いています。ヨナス・ムンクはふだん、Manual(マニュアル)のソロプロジェクト名で活動している人です。どちらもいわゆる、なんだ、シューゲイザーとかチルアウト系のエレクトロニカと呼ばれるジャンルの人でしょうかね。ばりばりエレクトロニックでちょっと実験音楽っぽくはあるんですが、メロディアスでキラキラしてる。

私はディレイがかかりまくったギターの音が刻み続けると、もうそれだけで大大大好物なので(一番分かりやすいところで言えばU2のエッジのギターの音でしょうか)、この曲とかたまんないのです。ビートは単純なのに何でこんなにカッコいいんだあああと思ってしまう…これはもう10年くらい前に2人がコラボした中の1曲です。

って、"chase rainbows"を辞書でよくよく確認しますと「見果てぬ夢を追い求める」(リーダーズ英和大辞典)はまだしも、「虹(不可能なこと)を追う、手に入れられぬものを夢想して過ごす」(ランダムハウス英和大辞典)「幻想を追い求める、はかない望みを抱いて時を無駄に過ごす」(ジーニアス英和大辞典)って、おいおい。 

確かに私はこの曲になるとヘッドフォンして爆音で聴きながら踊り狂いたくなるので、仕事中は飛ばしたほうがいいのか ^ ^; (そういえば突然終わるところが、夢から覚めるって雰囲気もなきにしもあらず…)

Moving Forward PART III by Tatiana Lisovskaya (『永遠の門 ゴッホの見た未来』サントラ)/ ひと耳惚れ(?)したサントラ

※タイトル、最初は「ひと聞き惚れ」としたんですが、よく考えたら「ひと耳惚れ」ですね。変えちゃいました。てか、どっちにしろ、そんな言葉ないっつうに。

今年の夏、オレゴンからの帰りの機内で観た『永遠の門 ゴッホの見た未来』。私はティム・ロスのファンなので、彼が演じたゴッホが好きだったのですが、ウィレム・デフォーのゴッホはもう涙が出るくらいすばらしかった。決してゴッホが憑依したとかそういう印象ではなく、ウィレム・デフォーが演じるゴッホでしかないのですが、自分が目にしたこの風景の美しさを、この感動を、僕はどうしてもどうしてもどうしても描きたい!!!絵に残したい!!!それだけなんだよ!!!といったどうにも止められない、魂ともよぶべき「ほとばしる何か」が表現されていて、それはきっと本当にゴッホの中にもあったのだ、と思わずにはいられませんでした。


んでもって、サントラもすごく印象に残りました。ピアノ曲なんですが、メロディラインが美しいとか繊細とかそういうのだけとも違う、ミニマルな旋律が続くことで風景をなぞるような不思議な曲が特にステキで。

実は私が夏につぶやいたこの映画に関するツイートに先日、いきなり「いいね」をいただきまして、どなただろう?と見てみたら、このサントラの発売元さんでした。日本での劇場公開が今月からだと知っていたので、観に行った時にCDを探そうなんて思っていたんですが、いつ行けるか分からない状況…(泣)おおお!これは買わなきゃって、早速ポチりました。

「Moving Forward」それが私の一番気に入った曲の名前でした。「前に進む」あああ、まさにあのゴッホの心持ちを言い表したかのよう。

で、Youtubeを見ましたらね…なんと作曲者のタチアナ・リソフスカヤさんの名前で全曲アップされていました。しかも去年から。あ、気に入ったものはCDで持っていたい古いタイプの人間ですし、もちろん購入してよかったんですが(小柳帝さんの解説付きですし)、帰国後、さっさと探していればもっと早くこの曲を聴けたのにな…と。

で、小柳さんが「…劇伴は、ピアノとヴァイオリンによる室内楽風だが、不協和音やディストーション(音の歪み)を巧みに使った音響的なもの」と書かれていまして、なんだか納得。たぶん、私がここ数年、無条件に好物だなーと感じる音楽は(ヨハン・ヨハンソンしかり)このタイプに該当する気が。

というわけで、下に貼っ付けたのは計3回出てくる「Moving Forward」の3回目のものです。映画も是非、もう一度、大きなスクリーンで見たい!何としても仕事をスムーズに進めて、時間を確保しようと心に決めたのでありました。

Airplaneshadows by Kiln / 秋の空を見上げながら聴きたくなる曲

今回の記事は少し前に書いていたのですが、全国的に秋晴れ!みたいな日にアップしたいと考えていたら、タイミングを逸して9月も終わりになってしまいました。また台風が来ているようですし、まだまだ先行きが不安定な天候ですね。改めて災害への備えについても考えさせられた今月でありました。

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東京もようやく秋らしくなってきました。一番好きな季節ですが、もう何年も前から夏っぽさが抜けない秋になってしまい気づくといきなり冬になっている感が…

ところで、Kilnのこの曲はたまたまYoutubeで見つけました。あら~好みの音だわ~と確認したら「Airplaneshadows」ってこれまたステキなタイトル。2007年に発売されたアルバム「Dusker」の中の1曲です。長らく廃盤だったのが2016年に再発されたようです。

「地表に映る飛行機の影」ってことなんでしょうが、そう言われてみると晴れた空をつつつーっと飛んでいく飛行機が思い浮かぶような気がしてきます。
インストものってどうやってタイトルをつけているのかな~といつも思います。作曲の途中で浮かんだり、最後に決めたり、といろいろでしょうが楽しいだろうな。タイトルが先にありきで曲を作るのも面白そう。

Kilnはミシガンの3人組。初期のアルバムを聴いたら、90年代後半に注目されたシカゴ音響派を思い出しました!シカゴ音響派と言えばTortoiseが好きでした。よく前衛的と紹介されますが、私はそれほど特殊な複雑さを感じなくて、単純に聴いていて気持ちいい音楽です。

最近は、こういういかにも緻密に組み立てたんだろうな~って感じのミニマルで浮遊感のあるインストが大好物なんですが、退屈…眠くなるって人のほうが多いのかもしれんなぁ…
まぁスコーンと晴れた秋空の下、この曲でうたた寝するのも気持ちいいかもしれません ^ ^

Summer by 久石譲(『菊次郎の夏』サントラ)/ 夏の終わりに聴きたくなる曲

ありゃりゃ、前回の更新から3か月近くたってしまいました。。。いやはや、とんでもない酷暑もやっと落ち着いてきたようですが、まだ蒸し暑い日々が続きますね。

えーと、唐突に本題に入りますが、8年前の9月初めに父がガンで亡くなりました。
そのとき私が葬儀のBGMを選ぶ係になったんです。葬儀屋さんから遺族にやってほしいリストの中に「参列者入場時や出棺時等のBGMの選択」っつうのがちゃんと入っていたんですよ。家族全員でリストを確認していて、その項目に来た瞬間、ソッコーでインスト好きな私に白羽の矢が立ちました…(って別に唄モノでもいいはずですけども)

んむむ、どうしよう…なーんて考えることもなく、1曲目はこの「Summer」だ!と3秒後には決めておりましたよ。でも夏じゃなかったらひらめかなかったのかなぁ…?分からん。
ちなみに2曲目はno.9の「again and again」、3曲目は『アンネの日記』のサントラからマイケル・ナイマンの「The Light of Love」で、その後はすっかり失念…
45分くらいのCDを作ったんですが、葬儀の後、友人にあげてしまったのでした。ジョージ・ウィンストンとか入れたのかな?いずれにしても私のチョイスにしては珍しくピアノ曲が多かったような。今だったら「ラグリマ」は必須なのですけど…
というわけで『菊次郎の夏』は母親に会いに旅に出る話ですが、私にとってそのサントラは父を思い出しながら夏の終わりに聴きたくなるものになりました。

ところで、父がホスピスに入ったのは8月の半ばでしたので、その後、半月余りで逝ってしまったんですよね。あっという間だったなぁ。
当時の私は1人暮らしで、派遣社員としてとある企業で働いていました。帰りに途中下車をして毎日、病院に寄ったもんです。ホスピスで個室だったし看護師さんたちも皆さん親切で、消灯してからも1時間くらいはこっそりいさせてくれたんですよ。
音を絞ったテレビ番組を2人で見るともなく見ながら、ぽつりぽつりと交わした会話はたわいのないことばかりだったんですが、特に誰に明かすこともなく胸にしまってあります(へへへ)。

父には心配をかけてばかりでした。曲がりなりにもフリーランスの翻訳者として仕事をしている今の私を空の上から見下ろして、少しは安心してくれているといいのですが。

REAL by 鈴木さえ子(『ノーライフキング』サントラ)/ なぜか梅雨に入ると聴きたくなる曲

なつかしいですね。いとうせいこうさんの小説が出版されたのが1988年、市川準監督の映画は1989年公開です。大好きだったんです。小説も映画もサントラも。

この曲、10分もあるんですが映画で全部流れます。その間、セリフは一切ありません。まことくんが外に出て、街を歩き回って最後に雨に打たれるまでずーっと。そのせいか、雨が降り出すと思い出す…
でも音だけ聴いていると、雨の中を歩いていたら、最後に(8分あたり~)光が射すって感じもします。まことくんの心の中は意外とそんな風に逆だったのかも。

このサントラ「NO LIFE KING NO MUSIC」は今も本当によく聴きますが、さえ子ちゃん(って呼びたくなっちゃうんですよね~)て、才能ある作曲家さんだよな~と思います。もちろんドラマーとしてもシンガーとしてもステキだったけども。1曲、バンドでコピーしたことありましてん♪

ちなみにサントラのタイトルは「ノーライフキングのミュージック」という意味であって、「ライフキングなければ音楽なし」ではないですよ。「NO MUSIC NO LIFE」ってタワレコのキャッチフレーズはもっとずっと後にできたはずなんですけど、インスパイアされてます??ま、そんなことないか。

話がそれましたが…
さえ子ちゃんはまことくんのお母さん役で映画にも出ていました。正直、子役も大人役も演技はうまくないんだと思います。でも子役はいい味出してますし、大人役で出演している人たちは実はちょっと意外なミュージシャンだったりします…

市川準監督の特に初期作品はもうどれもこれも好きですが、意味ないと思うような景色やら無駄に長いと感じるシーンやら、すべての空気感が私の個人的好みにすっぽりハマるんでしょうね。

この作品のVHSは持っていますが、もうデッキがなくて見られません。当然ながらDVDにも配信にもなく。でもどうやら検索してみたらどこぞで見られそう…後で見ようっと。

で、昨日、小説のほうを読み返してみました。そしたらあらためて…
びっくりした。
これ、テレビゲーム(ファミコンとか)はあったし、徐々に生活にコンピューターが入り込んではいたけれど、一般家庭で誰もがパソコンを手に入れてインターネットに接続する以前の話なんですよね。まことくんが塾のコンピューターに打ち込む文字も全部カタカナにしかならない。スマホどころか携帯も庶民にはまだまだ。

インターネットとスマホがこんだけ普及っつうか世界を動かす時代になってから読むと、古くさいと感じるのかな?って読み進んでみたら…とんでもない。どんだけ今とリンクしてんだよっ!てもうめまいがするくらいでした。でも、あの時代を知っている古い人間だからなんでしょうね…今の日常がごく当たり前の若い人が読んでも、この衝撃は感じられないのかもしれない。長生きすると面白いこともありますね。

小説と映画では「リアル」の捉え方が完全に反転しているので、小説はその辺りが不気味です。そしてその不気味さは、ねじれたトンネルをくぐって確実に現在につながっている、そんなイメージが浮かびます…

あ、チロリンの主題歌「星に願いを」もおすすめですー。

Time After Time by Hiroshi Yoshimura / 疲れたときに水に浮かびながら聴きたくなる曲

シンディ・ローパーの「Time After Time」もとてもいい曲ですが。

今年のGW中はあまり仕事がなくて、逆に調子を崩したという…
体調もよくないし、精神的にも落ち気味。
フリーランスになってからGWがこんなに暇な(しかも10日もあるのに)のは初めてでした。GWが明けたら例によって実務のルーティンは入っているのですが、映像案件の持ち分がなくてすごく不安なのだと思います。情けなし。。。
まぁ、この状態が続くならまた営業するのみ!と考えられるくらいには回復しております。

そんな今日この頃ですが、80~90年代に日本人が作った環境音楽をよく聴いています。なんつーんですかね、空港やホテル、博物館なんかの公共施設で小さくかかっていそうなやつ。細野さんが好きでしたので、この頃のアンビエントはよく聴いている気になっていましたが、全然知らなかったんだなぁ。
Youtubeをあさっていろいろと聴いてみたんですけど、特に吉村弘さんと濱瀬元彦さんの作品が好きですねぇ(濱瀬さんの方は環境音楽というより実験音楽とも言えそうな。ベーシストだというのがまたすごい)。
すっかり令和になりましたが、彼らの音楽はいつの時代のものかよく分からない感じがします。これぞタイムレス。

この「Time After Time」は吉村弘さんの1986年のアルバム「SURROUND」の1曲目のようです。「水に浮かびながら聴きたいな~」と感じたのはジャケットの印象でしょうな。

さて、GWもあと2日。お疲れの方はどうぞこの曲と共にごゆるりとお休みください。

M16 by YMO / 何かが終わる時に聴きたくなる曲

って、平成の終わりに昭和の曲をあげるところが歳ですね、ははは。
(まだひと月ありますが、発表されたらきっと新年号のことで持ちきりでしょうし、何となく今日で終わりって感じ…)

自分はすっかり昭和の人間だと思っていたし、実際そのとおりと感じますが、平成が30年あったということは、すでに昭和より平成を過ごした時間のほうがずっと長くなっていました。今さらながらに驚きます。

さまざまなメディアが平成を振り返る特集をしていても、自分が生きた時代の感覚をぜんっぜん持てなくて「ふーん」とどこか遠くで起きた話のように見てしまいます。

平成に入った頃、大学生だったのでした。その後、就職→結婚→離婚→派遣生活→留学→派遣生活→フリーランスという自分にとってはかなり激動の30年間だったはずなのに、不思議ですね。。。新しい元号になってしばらくしてからでないと、自分の生きた時代として振り返る気持ちにならないだけかな。

まぁ、なぜこの曲を聴きたくなったかを考察してみても仕方ないか…(ここまでの駄文は考察だったんか)

なんとなく、音楽の好みの素地は10代で作られてしまうのではないかと勝手に考えています。もちろんあくまでも素地なので、その後でいろいろと新しい音楽に出会って築かれるものも大きいはずですが(私もこの歳になって、レゲエって心地よいかもと思い始めましたし)。

しかしながら、私が今もいわゆるテクノやアンビエントやエレクトロニカにスルスルスルーっと惹かれてしまうのは、間違いなく10代前半にYMOが登場して文字どおりハマっていたからです。

この曲「M16」は、YMOが散開後(解散と言わずにこう呼んだのですよね)に製作された映画『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA(プロパガンダ)』のエンディング曲。最後の最後に男の子があっかんべーをした瞬間から流れます。テクノなのにクラシックで、かわいいのに重みもあって、当時のYMOの最後にふさわしい曲だったのかもしれません。

年始の『細野晴臣イエローマジックショー2』で、3人で久しぶりにアホなことをやっている&「RYDEEN」と「Firecracker」(←星野源サンのマリンバもすばらしかった)の演奏をしているのを見て、どれだけ嬉しかったことか。
平成から次の元号に変わっても、YMOの3人には長生きしていただきたいわん。

Suzuki-Sensei-Sansei by Seigen Ono / 春に子供の声がすると聴きたくなる曲

だんだんと暖かくなってまいりましたね。
(でもまだ朝晩は寒いです、皆様、ご自愛ください)

私の部屋の窓の向かいのおうちに小さなお子さんがいます。まだ幼稚園くらいでしょうか。最近、お天気もいいので、休日は庭で遊んでいる声がしたり、シャボン玉が窓の外まで上がってきたりします ^ ^

楽しそうな声を聴いていたらこの曲を思い出しました。全然、インストではないのですが、唄っぽくないのと、私にはSuzuki Sensei Sansei と Tokyo とかParisとか言っている部分以外ほとんど分からないので、よしとみなす(私の字幕の先生ならば、ちょろすぎる内容だと思うのですが!)。

オノセイゲンさんが、大昔にコム・デ・ギャルソンの川久保玲さんからの依頼で作った2枚組アルバム『COMME des GARÇONS SEIGEN ONO』に入っている曲です。
このアルバムの他の曲は結構、なんつーんですかね、アヴァンギャルドでかっちょいい感じのインストなんですが、子供の声が入っているこの曲と『Long Voyage』(こっちはちゃんと歌ってます)は少し雰囲気が違って、ほのぼのとしています。

月末からひと月ほど実務翻訳になるので、しばらくBGMありの日々がやってくるんですが、このアルバムも久々に加えてみよう~♪

あれ、そういえば(って追記しちゃいますが)、この曲、シネフィルWOWOWで映画が始まる直前(?)とかにちょろっとかかってますよね。

ベルサイユのばら(実写版)サントラ by ミシェル・ルグラン / 追悼

フランス映画音楽界の巨匠、ミシェル・ルグランが亡くなりました。
サントラ好き好きとか言いつつ、フランス映画のサントラの大御所と言えば、ミシェル・ルグランかフランシス・レイくらいしか、にわかに思い浮かばない生半可なリスナーの私です…つうか、生半可な私でも知っているくらいの大御所、ミシェル・ルグランと言うべきでした。

いやはや、しかし『エヴァの匂い』のサントラとかムカつくくらいカッコイイですよね…これぞフィルムノワールのジャズサントラ!みたいな。
このサントラのせいで何となく強面の人を想像していたんですが、ご本人の風貌はすごく優しそう。若い頃もなんだかステキなメガネ男子
そういえば『シェルブールの雨傘』は例の中高の部活のマンドリンギタークラブで弾きましたっけ(もちろんメロディパートのみです…)。

で、何を選ぼうかと迷ったのですが…去年偶然、テレビで『ベルサイユのばら』の実写版を見たんですよ…おおお!懐かしい!

私、映画館でリアルタイムで見てはいませんが、当然のことながら存在は知っておりました。だって宝塚のベルばらをテレビで見ていた世代ですからねぇ。。
当時この映画のポスターやらCMやらを見て、いやあ、やっぱり本物の外国人が扮すると似合うもんだなーと思ったのを覚えています(宝塚ファンの方、ごめんなさい!)。映画自体は、いろいろと興行的に振るわなかったようですけども。

製作は日本なのですが、製作総指揮がアニエス・ヴァルダ、監督はジャック・ドゥミ、そして音楽がミシェル・ルグランなんですよね(Wikipediaによると字幕は池田理代子先生だそうで)。

で、このサントラがおとぎ話全開な雰囲気でして、多分このリンク先のが主旋律のよく分かるメイン曲だと思うのですが、あぁこのままディズニーで使われそう…って感じです。しかし、下に貼っつけたようなJazzアレンジの曲もあります。さすが、ミシェル・ルグランだなぁとうなるオサレさでございますよ。これを機会にいろいろと聞き直してみようと思います。

Akatsuki by PE'Z / 元旦になると聴きたくなる曲

あけましておめでとうございます!

単に好きなサントラやインストを好き好き言ってるだけのブログを今年もだらだらと続けてまいります。多分、何かを検索してたどり着く一期一会の方が多いとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします ^ ^

PE'Zは実はあまり詳しくありません。でもこの「Akatsuki」のMVを初めて見た時はかなりの衝撃を受けて、すぐ同名のミニアルバムを買った覚えがあります。カッコよすぎるだろー。2002年だったようですね。生で見たことがないのが悔やまれます。

何度聴いてもまさに「Akatsuki」というタイトルはぴったりだなぁと思います。特に新しい年が始まる時にふさわしい。

2011年に再録しているようでそのMVもありました(こちら)。オリジナルのバージョンよりも音も演奏もアレンジも年月の分、洗練されたように感じます。
だけど、やっぱりオリジナルの荒くて尖った勢いが好きなので、そっちを貼っつけてみました。

2019年が皆様にとって良い年になりますように!



About this blog

自分の好きなインストものについてご紹介しつつ、つらつらと書いております(長らく洋楽歌詞の和訳を載せていましたが、思うところあって非公開にしました。現在は、インストもののご紹介のみをしています)。