Feather by Serph / 新しい何かが始まるときに聴きたくなる曲

あけましておめでとうございます!

単に好きなインストものについて「この曲、好きなんですぅ~、気が向いたら聞いてね」と言ってるだけのブログですが、今年も月イチ更新を目標にだらだらと続けてまいります。

この「Feather」は、引きこもっていた部屋から、翼が生えたかのようにパーッと外に飛び出していくイメージがしまして、何だか年始めに聞きたいなーと思った曲です。

Serph(サーフと読みます)を知ったのは10年前くらいでしょうかね。渋谷のタワレコでジャケットに惹かれてアルバム「vent」を試聴したら、その圧倒的なキラキラ感と誘い込まれるようなメロディに大げさでなく呆気にとられて、その場で全部聞いてしまった上に購入したとゆう。

確か手書きのポップにソロプロジェクトだという説明が書いてあったのかな。とにかく「この人、絶対に普通じゃない…」(し、失礼ですよね、すみません…)と思いました、よ…
「部屋から一歩も出ることができないけど、幽体離脱で世界中に飛んで行くことはできて、そこで見たものを曲にしている人」なんじゃなかろうかとか。何だろう、人間離れ?してるっつうか。

たまたま3年前のこのインタビュー記事を読みましたら、別に幽体離脱はしてなかったみたいですが、いろいろとヘビーな人生を送ってきた方ではあるようです。ある意味、自分を解放するために曲を作っていたのかと考えると、あの溢れる音の洪水に埋もれて湧き上がる多幸感とでも言いますか、気持ちよさも納得できる気がしました。
何にせよ、20代でピアノと作曲を始めて3年くらいで最初のアルバムを作ってしまったというのだから、やっぱり常人ならざる何かをお持ちなのだろうなぁ。

下に貼っつけた映像は「Feather」のこのバージョンのためにMVを公募して、グランプリになった大谷たらふさんの作品です。Serphはジャケットなどのヴィジュアルもどれも独特ですてき。

というわけで…新しい年の始まりです。
誰もが自分の羽根を1本1本輝かせながら羽ばたけるような2020年になりますように。

あ、そういえば今月、初めてSerphのライブに行くのだ~楽しみだなぁ☆