Airplaneshadows by Kiln / 秋の空を見上げながら聴きたくなる曲

今回の記事は少し前に書いていたのですが、全国的に秋晴れ!みたいな日にアップしたいと考えていたら、タイミングを逸して9月も終わりになってしまいました。また台風が来ているようですし、まだまだ先行きが不安定な天候ですね。改めて災害への備えについても考えさせられた今月でありました。

ーーーーー

東京もようやく秋らしくなってきました。一番好きな季節ですが、もう何年も前から夏っぽさが抜けない秋になってしまい気づくといきなり冬になっている感が…

ところで、Kilnのこの曲はたまたまYoutubeで見つけました。あら~好みの音だわ~と確認したら「Airplaneshadows」ってこれまたステキなタイトル。2007年に発売されたアルバム「Dusker」の中の1曲です。長らく廃盤だったのが2016年に再発されたようです。

「地表に映る飛行機の影」ってことなんでしょうが、そう言われてみると晴れた空をつつつーっと飛んでいく飛行機が思い浮かぶような気がしてきます。
インストものってどうやってタイトルをつけているのかな~といつも思います。作曲の途中で浮かんだり、最後に決めたり、といろいろでしょうが楽しいだろうな。タイトルが先にありきで曲を作るのも面白そう。

Kilnはミシガンの3人組。初期のアルバムを聴いたら、90年代後半に注目されたシカゴ音響派を思い出しました!シカゴ音響派と言えばTortoiseが好きでした。よく前衛的と紹介されますが、私はそれほど特殊な複雑さを感じなくて、単純に聴いていて気持ちいい音楽です。

最近は、こういういかにも緻密に組み立てたんだろうな~って感じのミニマルで浮遊感のあるインストが大好物なんですが、退屈…眠くなるって人のほうが多いのかもしれんなぁ…
まぁスコーンと晴れた秋空の下、この曲でうたた寝するのも気持ちいいかもしれません ^ ^