ベルサイユのばら(実写版)サントラ by ミシェル・ルグラン / 追悼

フランス映画音楽界の巨匠、ミシェル・ルグランが亡くなりました。
サントラ好き好きとか言いつつ、フランス映画のサントラの大御所と言えば、ミシェル・ルグランかフランシス・レイくらいしか、にわかに思い浮かばない生半可なリスナーの私です…つうか、生半可な私でも知っているくらいの大御所、ミシェル・ルグランと言うべきでした。

いやはや、しかし『エヴァの匂い』のサントラとかムカつくくらいカッコイイですよね…これぞフィルムノワールのジャズサントラ!みたいな。
このサントラのせいで何となく強面の人を想像していたんですが、ご本人の風貌はすごく優しそう。若い頃もなんだかステキなメガネ男子
そういえば『シェルブールの雨傘』は例の中高の部活のマンドリンギタークラブで弾きましたっけ(もちろんメロディパートのみです…)。

で、何を選ぼうかと迷ったのですが…去年偶然、テレビで『ベルサイユのばら』の実写版を見たんですよ…おおお!懐かしい!

私、映画館でリアルタイムで見てはいませんが、当然のことながら存在は知っておりました。だって宝塚のベルばらをテレビで見ていた世代ですからねぇ。。
当時この映画のポスターやらCMやらを見て、いやあ、やっぱり本物の外国人が扮すると似合うもんだなーと思ったのを覚えています(宝塚ファンの方、ごめんなさい!)。映画自体は、いろいろと興行的に振るわなかったようですけども。

製作は日本なのですが、製作総指揮がアニエス・ヴァルダ、監督はジャック・ドゥミ、そして音楽がミシェル・ルグランなんですよね(Wikipediaによると字幕は池田理代子先生だそうで)。

で、このサントラがおとぎ話全開な雰囲気でして、多分このリンク先のが主旋律のよく分かるメイン曲だと思うのですが、あぁこのままディズニーで使われそう…って感じです。しかし、下に貼っつけたようなJazzアレンジの曲もあります。さすが、ミシェル・ルグランだなぁとうなるオサレさでございますよ。これを機会にいろいろと聞き直してみようと思います。

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