久しぶりに書いています

洋楽歌詞を翻訳して載せているという性質上、放置しまくりのこのサイトを今でもたまに見てくださる方がいるようで、本当に恐縮であります。

歌詞訳をサイトに載せるのは、ちょっと気持ち的にできなくなってしまいました。別にそれを説明する必要もないのですが、自分の頭を整理するためにも久々にこちらにつらつらと書いてみようかなーと思います。

早い話が、こうして私が一般公開しているサイトに自家製の歌詞訳を載せると、仕事として歌詞を訳している翻訳者の方の労力を尊重していないことにつながるような気になってしまったからです。

私がここに載せている歌詞訳は、自分の好きな曲のものばかりなので情熱は込めまくっておりますが本当に拙いものでして、これでお金が取れるのか?と問えば甚だ疑問です。なので、無料で自分の訳を公表したくないからとか、オフィシャルの日本語訳と対抗することになるから見せたくないとか(なんだそれ…)、そういうことでは決してありません。

それと、やはり自家製の歌詞訳を一般公開している人を非難するものでもありません。すごく好きだから訳したものを読んでほしいという気持ち、すごーく分かるからです。ただ、翻訳者さんで同様の方がいたら(ほぼいない気がしますが)、私の以下の文章を読んでどう思われるかを聞いてみたいかもしれません。が、結局のところ、一人一人の考えは違うので、私はこの件について誰をも制限したくはありません。

私は翻訳者なのですが、2013年にフリーランスになってからもずっといわゆる実務翻訳が専門でして、歌詞訳はまったくの趣味でした。当然、お仕事として受けたことも一度もありません。が、…昨年から本格的にドラマの映像字幕の翻訳をするようになり、その中で一部ではありますが、歌詞(まあロックではなくオペラでしたが)を訳しました。オペラはドイツ語だったので英語訳を探して、そこからまた該当部分を四苦八苦しながら探し出し、ドイツ語から直接日本語に訳してある文献なども参考にしながら、申し送りしまくりで何とか字幕を作りました。そんなわけでその部分だけでもえらく時間がかかってしまいましたが、やっぱりすっごく楽しかった!!!

私のような感覚の翻訳者さんは多いと思います。つまり、訳すことが大好きで、調べることが大好きで、言葉をあれやこれやと並べることが大好きで、時間対価など度外視して作業してしまう人。時給に換算すると人に言えないほどになることも多々あれど、それでもこれを生業としていられることに感謝してしまう人。私はそういう自分の仕事を大切にしたいのと同様に、他の翻訳者さんの仕事も大切にしたい。

訳しあげるまでの過程や時間、そして訳しあげたものに責任を持ち、大切に扱うために、そして同じように考えている他の翻訳者さんのことも尊重するために、一般公開することはやめようと考えたというところです。

でも過去に公開したもの、どうしよう…
少なからずリンクを貼ってくださった方もいますし。
スパッとブログを削除してしまえばよいのですが、どうにも決心がつかず。
(↑何だ、偉そうなことを言ってダメダメじゃん、と思った方、本当にその通りです…)

が、しかし、やはりいつかの時点で削除(というかブログの機能的に言えば非公開かな)しますね。これはその予告ということにて。

【2018年10月6日に和訳については非公開としました。これまで和訳を見てくださった方、ありがとうございました。コメントもすべて保存してあります。もし、リンクなどから見つけてくださり、なおも私の拙い訳をお知りになりたいという奇特な方がいらっしゃれば、ページの一番下の"Contact me!"でご連絡ください。 個人的な訳としてメールでお送りします(もちろん無料でございますよ)。
そんなわけでインストもののご紹介ブログになってしまいました。数がすっくないですけど…。ちょっとまだ先を考えていないのですが、インストやサントラのご紹介&単なる感想+好き好き連発のような内容で再開するような気がします。】

0 コメント:

コメントを投稿

About this blog

自分の好きなインストものについてご紹介しつつ、つらつらと書いております(長らく洋楽歌詞の和訳を載せていましたが、思うところあって非公開にしました。現在は、インストもののご紹介のみをしています)。


Words from the Sleeping Heart

こちらでは映像と実務の掛け持ちフリーランス翻訳者(つまり私ですが)のつれづれを人知れずそして誰にともなくひっそりと書いております。

Contact me!

名前

メール *

メッセージ *