おかしな午後 by 小川 美潮 / 人生のある時期、とても縁のあった人を追悼して

今日はインストものを紹介するというルールを破って、歌ものです。なぜ、この曲なのか説明はないんですけど、スミマセン。でもとっても摩訶不思議ないい曲なので聞いてくだされば幸いでする。

先週、人生のある時期、とても縁のあった人が亡くなりました。私はもう20年以上会っていませんでしたが、なにしろ私の1つ上、まだ60歳にもならない年齢ですし、訃報を耳にしたとき、にわかには理解できませんでした。今年に入ってから病が見つかり、闘病していたそうなので、あっという間に逝ってしまったんですね。

あまり会う機会がなく、次に顔を合わせるとしたら誰かの葬儀かしらん…なんて思っていたら、まさかの本人かよって感じです。

お通夜に参列したら、共通の友人が2~30人くらいは来ていて、帰りに献杯ってことで飲み会に。やっぱりお互い久々に会うって人たちばかりだったので、彼がそういう機会を作ってくれたんだねと皆で話しました。

今の私があるのは、いろいろな意味で彼のおかげでもあります。つらいこともありましたが、思い出すのは楽しかったことばかり。それでいいんだろうなと思います。私は私の人生をまだまだ続けていかねばなりません。


で、この曲を贈ります。いくつかバージョンがあって名盤「4 to 3」の中のとどちらにしようか迷ったんだけど「つぐみ」のサントラバージョンにしましたよ。

そのうち私もそちらに行く時が来るでしょうから、そうしたらもう一度だけあなたのギターでこの曲を歌わせてくださいね。

ごめんね、ありがとう、どうぞ安らかに。